アサイーとは?
アサイーは、和名をワカバキャベツヤシといいます。
アサイーは、ブラジル・アマゾンが原産のヤシ科の植物です。果実の外見はブルーベリーに似た小さな紫色の丸い果実をつけ、食用にします。
アサイーベリー (acai berry) と表記される場合もあるが、植物学的にはブルーベリーやその他ベリーとは近縁ではありません。アサイーはヤシ科の1種で、そのため英語では植物そのものをアサイー・パーム (Açaí Palm) 、果実をアサイーと表記します。
アサイーの栄養価
アサイーの実は、非常に栄養価が高いのです。アサイー果実の100g中に含まれるポリフェノールはなんと約4.5gで、ココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍ともいわれています。
他にも、鉄分はレバーの3倍、カルシウム、食物繊維なども豊富です。
栄養価が高いため、別名「ブラジルの奇跡」とも呼ばれています。
食べ方
ジュース状にしてそのまま飲むか、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、イチゴやバナナあるいはそれらの果汁などと混ぜて飲むことが多いです。スムージーにして飲むこともあります。
評価
米国のサプリメント業界情報誌『Natural Products Insider』は、ポール・M・グロス博士による特集記事『Tracking Market Meteors: Exotic Superfruits(目覚しく躍進する市場をたどる:エキゾチックスーパーフルーツ)』を掲載し、最新の果物市場に関する調査結果を報告しました。
この記事では、アサイー、マゴスチン、クコ、ザクロ、ノニ、シーベリーの6種類の果物に関する調査が紹介され、グロス博士は『アサイーは多価不飽和脂肪(オレイン脂肪)と食物繊維の優れた供給源であり、ビタミンEのほかにも、カルシウム、カリウム、マグネシウム、銅、ナイアシンを含んでおり、植物性食品の中でも最高クラスである』と高く評価しています。
また、グロス博士は『アサイーが持つORAC(活性酸素吸収能力)と抗酸化力、フェノール濃度は特に優れており、他の食物の3倍以上も優れている』とも評価しました。