ヒメフウロ(別名プリンセスケア)

ヒメフウロ(姫風露)とは?


<写真>ヒメフウロ(姫風露)の花

ヒメフウロは石灰岩の地域に生える小型の越年草です。
あまり多くはないですが、開けた草地に見られます。日本では滋賀県の伊吹山や、徳島県の剣山など数箇所に見られ、世界的に温帯に広く分布している植物です。
また、全体に塩を焼いたような匂いがするため、シオヤキソウ(塩焼草)とも呼ばれます。
花は径約1.5cm、がく片や茎には腺毛が多いです。葉は対生し、1回か2回に小さく分かれます。
名前は、花がごく小型なので「姫風露」と呼ばれています。

ヒメフウロ(姫風露)の実力

昔から「医者泣かせ」の秘薬(薬草)として用いられてきました。
ヒメフウロの成分にトリプターゼを抑制する作用があることが確認され、肌化粧品に利用されています。
実は、フウロソウ科フウロソウ属のヒメフウロ(姫風露)の全草から採れたエキスが、プリンセスケアと呼ばれているのです。

プリンセスケアはすごい!

皮膚は表皮と真皮に分かれています。

<イメージ>基底膜の構造

この表皮と真皮の間に基底膜は存在しています。
主にIV型コラーゲンからなる基底膜は、皮膚構造を維持する上で 重要な働きをしています。ターンオーバーによって、常に生まれ変わる表皮細胞は、この基底膜の上に整列しています。これを基底細胞と言います。
また、真皮に存在するコラーゲンなどの骨格構造はこの基底膜とも結びついています。 つまり、基底膜は皮膚を形成する上でなくてはならない重要な構造なのです。

では、基底膜が壊れてしまったらどうなるのでしょうか?

<イメージ>基底膜が壊れると…

まず、表皮細胞を生み出す基底細胞が、整然と並ぶことができなくなります。これによって、 その上に形成される表皮全体の構造が不規則になり、きれいなターンオーバーを繰り返すことができなくなります。
つまり、肌が荒れたり、乾燥したりしてくるのです。 次に、真皮の骨格構造との結合が弱くなることから、肌のハリが低下してきます。つまり、シワやたるみの原因となっていくのです。”

トリプターゼとは?

もう一つのキーワード「トリプターゼ」について解説しましょう。

<イメージ>トリプターぜ

トリプターゼとは、炎症に関係の深いヒスタミンを作ることで知られるマストセルから作られる酵素です。トリプターゼは、マストセルに保持され、活性化により放出されます。
つまり、マストセルから放出されるトリプターゼとは肌に炎症を起こす犯人なのです!
トリプターゼは、コラーゲン分解酵素の産生を促進するとともに、コラーゲンそのものを直接壊してしまうことがわかりました。
マストセル自体は、様々な組織に見られますが、胃腸、呼吸器官、血管の周辺組織など、身体の上皮裏に多く存在します。また、即時型知覚過敏、遅発型知覚過敏、新組織形成、細胞増殖制御に対する防御による痛覚、かゆみ感などに生理学的、病態生理学的に深く関与しています。また、神経/免疫相互作用、慢性炎にも関連しています。

プリンセスケアでシワ改善


<イメージ>シワが改善!

プリンセスケアを継続的に使用することで、新しく生まれてくる細胞が健康な皮膚を形成します。
その結果、目じりなどの気になるシワが改善していくのです。

ヒメフウロ(別名プリンセスケア)エキス含有の美容液はこちらから♪