活性酸素の身体への影響

アトピー

アトピー性皮膚炎の場合、空気が乾燥するとかゆみがひどくなることが多いです。アトピーは子どもだけの肌トラブルと思われがちですが、ストレスの多い毎日を送っていると、大人でも突然発症したり治ったと思っていた症状が再発することもあるので、油断は禁物です。
そして、このアトピーにも、活性酸素が影響しているのです。
皮膚の細胞をつくる脂質が活性酸素によって過酸化脂質に変えられてしまうと、皮膚のバリア機能が弱くなり、うるおいが奪われてしまうのです。アトピーの悪化を防ぐには保湿剤で皮膚を保護するだけでなく、食生活や住環境を見直す・ストレスを少なくするなどして、活性酸素の発生を抑えることも大切です。

風邪

しつこい風邪も、悩みの種です。
「たかが風邪、治ればどうってことはない」と思っている人も多いかもしれませんが、実は風邪も活性酸素を増やす原因のひとつなのです。
体の中に病原菌やウイルスなどが侵入すると、血液中に白血球が増え、活性酸素を発生させてこれらに対抗します。ところが、活性酸素は病原体を死滅させるばかりか、困ったことに健康な体の組織まで傷つけてしまうのです。
風邪はひいてから治すのではなく、普段から風邪に負けない体づくりを心がけることが大切です。

 

 

 

 

 

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