Google

会社

米Google本社のCEOはラリー・ペイジ氏です。日本法人のグーグル株式会社の代表取締役社長は辻野晃一郎であったが、2010年4月に退社しました。そして、日本法人の社長職は廃止されました。東京オフィスは六本木ヒルズ森タワーにあります。

Google(グーグル)は、アメリカ合衆国のソフトウェア会社、あるいは、同社の運営するインターネット上での検索エンジンです。

米国Google社は、人類が使うすべての情報を集め整理するという壮大な目的を持って設立されました。独自のプログラムが、世界中のウェブサイトを巡回して情報を集め、検索用の索引を作り続けています。約30万台のコンピュータが稼動中といわれています。検索結果の表示画面や提携したウェブサイト上に広告を載せることで、収益の大部分をあげています。
検索エンジンとしては後発であるものの、リンクの集まる重要なページを上位に表示したり、表示に備えて検索対象のウェブページを保存しておいたりと、それまでの検索エンジンにはない機能によって2002年には世界で最も人気のあるものになり、AOLなどのクライアントを通じてインターネット検索のトップを占めるまでになっています。日本では、Yahoo! JAPANに次いでシェア2位であるが、Yahoo! JapanはYahoo Search Technologyの開発終了に伴い、Googleの検索エンジンへ徐々に移行しているため、移行が完了すればGoogleの検索結果が日本国内の98%を占めることになります。

名前の由来

“Google”という言葉は”googol”(グーゴル)という言葉の綴りまちがいに由来します。
1997年にラリー・ペイジたちが新しい検索エンジンの名前を考えてドメイン名として登録した際、googol.comをgoogle.comと綴りまちがえたのがその起源と言われています。
“googol”という言葉は、アメリカ合衆国の数学者、エドワード・カスナーの甥のミルトン・シロッタによって作られたもので、1グーゴルは10100(1のあとに0が100個続く数・10の100乗と読む)です。この言葉に似た言葉を社名にしていることで「World Wide Web上の膨大な情報の組織化がGoogleの使命であることを意図している」という考え方があります。

提供サービス

Google社は、検索をはじめとした多くのウェブサービスや、ダウンロードして使えるローカルアプリケーションを提供しています。

社風

Google社の本社社屋は「Googleplex」の愛称で親しまれています。この言葉は、googolplex(グーゴルプレックス)の言葉遊びであり、Googleとcomplexとのかばん語でもあります。
社内移動用の電動キックボードやセグウェイ、料理人が各国の料理を提供する無料食堂があります。また、フィットネスジムやサウナを完備したキャンパス、定期的に開催されるローラーホッケーのイベントなど充実した福利厚生サービス、猫以外のペットを持ち込み可能なオフィスやおもちゃなど遊び道具を持ち込める仕事部屋、ラバライトやゴムボールがあちらこちらに置かれた独特な企業文化で知られています。また、NASDAQ市場に公開するに先立ち、無料ランチを継続して提供することを宣言しました。自由な企業文化と肯定的にとらえる見方がある一方、シリコンバレー企業としての自由奔放さを過剰に演出したものだという批判もあります。
また3Mの15%ルールの様に、勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くよう義務付ける「20 percent time」という規則があり、そこからOrkutやGmailなどの実験的サービスが生まれています。

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