シリカ(SiO2)のさまざまなはたらき

●全身に存在するシリカ(SiO2)
シリカは、血管や骨、軟骨、連結組織、毛髪、肺、リンパ腺、筋肉、爪、皮膚、歯、腱、気管支など、全身に存在しています。
●老化を遅らせる
シリカは、年齢とともに減っていくので、シリカを摂取することで、老化や連結組織の退化を遅らせることができるのです。
つまり、シリカは自然が与えてくれる「体内からの化粧品」なのです。
●骨の成長や集結に
骨粗しょう症では、骨の細胞間におけるカルシウム欠乏によって、骨に小穴が生じて痩せた状態になります。このとき、カルシウムだけ摂取しても骨は回復しません。身体がカルシウムを結集させるとき、シリカが必要だからです。
●お肌の潤いに
肌の組織は、コラーゲン・エラスチン・粘液炭水化物で構成され、これらは水分を保持する働きがあり、すべてシリカを蓄えているのが特徴です。
●バランスを調整
シリカは、カルシウムとマグネシウムのバランスを調整する働きもします。このバランスは、ホルモンバランス・神経の伝達など細胞レベルでの生命活動で重要な働きをはたしています。

シリカを体内に摂り入れるためには・・・
●シリカ(SiO2)は体内でつくることができません!
生命活動に必要なシリカ。この働きを維持していくためには、私たちは1日に約10~40mgのシリカを消費しています。しかしながら、シリカは体内でつくることが出来ないので、加齢とともにシリカを蓄える力も衰えてしまうのです。
●シリカ(SiO2)を多く含む食品
食品では、昆布・ハマグリ・ごま・玄米・大豆・小麦などに多く含まれていますが、食物から吸収される量は極めて少ないので、シリカ含有食品などから積極的に摂り入れる必要があると言えるでしょう。